富山地方鉄道富山市内線の7000形は、1957年から65年にかけて22両が造られました。東京都電の8000形をモデルにした路面電車の傑作です。永らく富山を代表する車両として市内線に君臨しました。誕生から半世紀以上が経過しましたが、今なお10両が健在です。 非冷房時代の7016号、方向幕の両脇にギャラリーが付いています。 1973/10/9, 富山駅前

北日本新聞社の旧社屋を背景に走る7010号です。斬新なデザインのこのビルは1955年に竣工しました。現在は1994年に建て替えられて、高層ビルになっています。 1973/10/9, 県庁前

雪景色が見たくて、冬に富山を再訪しました。昨夜までの雪が小高く積まれている中、夕日を浴びて7022号がやってきました。 2012/1/31, 桜橋

7021号の車内です。赤系のロングシートで、床は緑のリノリウム張りになっています。

凍てつく夜の荒町に停車する7023号です。4号車が欠番なので、22両製造のラストナンバーになります。

翌朝は大雪になり、なかなか夜が明けませんでした。わずかな雪明かりの中で7015号を撮影しました。映画RAILWAYSの第2作、富山地鉄版のラッピング車両です。 2012/2/1, 桜橋

少し明るくなってきましたが、屋根上の電飾看板が明るく見えるレベルです。雪が止む気配はありません。7017号から乗客が降りてきました。 2012/2/1, 桜橋

大粒の雪の中を走る7021号です。日通のド派手なラッピングに驚きました。 2012/2/1, 電気ビル前

降りしきる雪の中、7000形同士のすれ違い風景です。 2012/2/1, 堀川小泉

雪の中を走り去る7017号です。この塗色は後に造られた地鉄8000形のカラーです。 2012/2/1, 堀川小泉

オリジナル塗色を纏った7018号の勇姿です。電飾看板はありません。背景は北陸新幹線開通で新装なった富山駅ビル。その構内に市内線の線路が延長されました。 2018/10/14, 富山駅

富山駅構内に新設された電停「富山駅」です。雨の日も濡れずにアクセスできるようになりました。

電飾看板に灯がともる頃、駅前で7017号を流し撮りしてみました。

駅前のホテルに投宿、トラムビューの部屋から雨の夜景を撮影しました。 7023号, 2018/10/14

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