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コンサート電車
日本国旗
 
撮影: 2008, 制作: 2018/5

岡山に来て9年目、2008年になりました。単身赴任最後の年でしたので、例年以上に何度も街へ出掛けて、こころ豊かな休日を過ごしました。中でも夏の花火と、秋のコンサート電車は、良い想い出になりました。

岡山電軌コンサート電車
"Concert car", Okayama Electric Tramway 9201 at Higashiyama, 2008/10/3
 
岡山電気軌道中納言
  おなじみの中納言電停です。突然の夕立が上がって、路面が濡れています。
背景のビルは、岡山を代表する企業の一つ、内山工業の本社で、その前を同社の広告電車8301号が走って来ました。
内山工業は1898年の創業、コルク栓の製造から出発し、自動車等のシール材メーカーに発展しました。
2008/9/7

岡山電気軌道中納言
  同じく中納言のカーブを曲がる8501号です。この電車の広告主は、きびだんごの元祖廣榮堂で、右にその本店が見えます。 
岡山電軌小橋女学生
学校帰りのひととき、小橋の電停はちょっとしたラッシュアワーになります。
2008/8/2
 
岡山電気軌道小橋
  小橋の電停に、浴衣姿の人々を見かけるようになりました。今日は花火大会が開催される日です。
2008/8/2
岡山電気軌道小橋
  この区間を走る"最終"電車が、強烈な西日を前面に浴びて、中橋を渡ります。大勢の人々が車道を歩くようになりました。もうまもなく、車両が通行止めになる時刻です。
岡山電気軌道西大寺町
  花火大会のため、夕刻から電車は西大寺町で折り返し運転となります。
 
岡山電気軌道西大寺町~小橋
  西大寺町から小橋方面、京橋付近を見ています。この一帯は歩行者天国になりました。
というわけで、花火と電車を一緒に撮ることが出来ませんでした。
 
岡山納涼花火大会
  岡山納涼花火大会です。毎年8月初旬に旭川西中島河原で開かれ、4,000発の花火が打ち上げられます。
国道に架かる新京橋から撮影しました。中央の建物が岡山県庁です。
岡山電気軌道東山
  桃太郎マークのジーンズをあしらった7301号です。印刷したフィルムをラッピングしているのですが、本当にジーンズで出来ているような質感があります。
2008/10/3
岡山電気軌道東山コンサート電車
  ジーンズ電車が出た後に、MOMOがやって来ました。今日はこのMOMOが「コンサート電車」になって、車内で演奏会が開かれます。
岡山電気軌道西大寺町コンサート電車
  西大寺町のカーブを曲がる「コンサート電車」です。
毎年、シンフォニーホールで開かれる岡山国際音楽祭のプレイベントとして、MOMOの車内が演奏会場になります。料金は運賃のみ、予約も不要で、誰でも気軽に乗車して音楽を楽しむことが出来ます。

岡山電気軌道コンサート電車車内
  コンサート電車の車内です。アコーディオン、フルート、二胡の演奏に合わせて、女性ヴォーカルの澄んだ歌声が車内に響きます。
岡山電気軌道コンサート電車車内
  出演されているのは、岡山で最も著名な音楽家の皆さんです。普段はなかなかお目にかかれない先生方の演奏を身近に聴けるとは、まことに有り難い企画です。
岡山電気軌道コンサート電車車内
  先生方に誘われて、小生railbusも一曲歌ってしまいました。右端が小生です。
※10年前の写真なので、若く写っています。今は全く面影がありません。
岡山電軌県庁通り流し撮り
Prefectural Office St.  
県庁通りで7501号を流し撮りしました。車体広告がKDDIからタウンワークに変わりました。スポンサーには、冒頭にご紹介した2両のように、同じ車両で永く続いている場合もあれば、7501号のようにめまぐるしく変わる場合があります。 2008/10/3
                                             
岡山電気軌道県庁通り
  県庁通りの電停です。秋晴れの午後、紅葉をバックに自転車が通り過ぎます。
2008/11/4
岡山電気軌道県庁通り
  同じく、県庁通りの電停を俯瞰しています。背景中央が中国銀行本店です。
 
岡山電気軌道岡山駅前
  夜の岡山駅前です。岡山在住もいよいよ最後なので、夜景を撮りに行きました。
車両は8101号、はるやまの広告色は前年に赤/白から黄/青になっていましたが、さらに青/白に変っていました。
2008/12/21
岡山電気軌道岡山駅前
  クリスマスのイルミネーションが施された駅前、桃太郎大通りです。冷たい雨が上がって、路面が光っています。道路が広いためか、少々街並が暗く感じました。
 
岡山電気軌道岡山駅前
  灯りのついた車内が、手に取るように見えます。まばらに座っている乗客の姿がとても印象的でした。
投宿したWホテルの窓から俯瞰撮影しています。 
 
岡山電気軌道岡山駅前
  翌朝、上掲と同じ場所で撮影しました。
もっともっと変わったアングルで、さまざまな被写体を撮影したかったのですが、これが赴任中の最後の作品となりました。
2008/12/22

※これで岡山を離れることになりましたが、実は続編があります。
 

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